赤ワインと白ワインの違い???

1.赤ワイン

赤ワインは皮が黒い「黒ブドウ」を使ってつくられたワイン。
ブドウの果汁だけでなく、皮や種も使って作られていて、皮や種に含まれる「タンニン」という渋みが感じられるのが特徴です。

そんな赤ワインは以下の3つの種類に分けられます。

  • フルボディ

    渋みが強く、香りも味も濃厚で、色も濃い赤ワインのことを指します。
    言葉であらわすと、主張が強く、ズシッと「重い」ワイン。

    レストランで店員さんにオススメワインを聞くと「重め、軽め、どちらがいいですか?」と聞かれることがありませんか?
    あの「重い」という言葉は、フルボディのような香り・味・渋みが強いワインのことを指しているんです。

  • ライトボディ

    フルボディと対極にあり、色が薄く、飲んだ時に渋みが少ない赤ワインのことを指します。
    言葉であらわすと、主張は控えめで、サラッと「軽い」ワイン。
    口当たりが軽いので、飲みやすいワインが多く、初心者に人気の赤ワインが多いのが特徴です。

  • ミディアムボディ

    フルボディとライトボディのちょうど中間にあたり、渋みや酸味、香りがほどよいバランスのワイン赤ワインのことです。
    色もちょうど、フルボディとライトボディの中間色であることが多いです。

    赤ワインのことを語るときは、「フル!(重い!)」「ミディアム!(普通!)」「ライト!(軽い!)」という言葉を使うと憶えておきましょう。

2.白ワイン

白ワインは主に皮が黄緑の「白ブドウ」を使ってつくられたワインです。(場合によっては、黒ブドウを使っているものもあります)
白ワインは皮や種を取り除いてから発酵させるため、赤ワインのような赤色ではなく、透明に近い黄色や黄緑色になり、渋みもほとんどないんです。

そんな白ワインは、味の方向性の違いによって、以下の2つに分けることができます。

  • 辛口系

    ブドウの実が発酵することによって、糖分がほとんどアルコール分に変化し、糖度が低くなった白ワインのことを指します。
    色味は薄く、酸味が強くなり、味がキリッ!と引き締まったワインが多いです。

  • 甘口系

    ブドウの糖分がなくならないよう、発酵を途中でストップさせて、あえて甘味を残したワインのことです。
    色味は濃く、酸味は穏やかで、味はまろやかなワインが多いです。

    白ワインのことを語るときは、「辛口!」「甘口!」という言葉を使うと憶えておきましょう。